企業のネットが星を被い 電子や光が駆け巡っても 国家や民族がなくなる程 情報化されてない近未来

1.データはモノの下位互換ではない

最近はiTunes Storeで音楽を視聴して購入するのに嵌っている。
元々、ボクはあまり所有欲を所有していない人間で、データと金銭を交換することに抵抗感を感じたことがそんなにない。PS3のゲームはほぼダウンロードで買っているし、電子書籍だって頻繁に購入している。ゲームに課金はあまりしたことが無いけれど、あれはそもそも所有欲を煽る商売なので。ただ商売として否定するつもりはないし、どちらかというと面白い商売だと思っている。
(少し話は逸れるが、スマホの課金商法にネガティブな意見が目立つのは、「所有欲を煽る売り方」なのに関わらず「現実でモノを所有する訳ではない」というギャップが腑に落ちないと感じている人が多いからだと思う)

流石に紙の本と比べたら電子書籍は利便性に劣るので、本は出来るだけ実体として購入しているものの、ゲームソフトに関しては、ダウンロードで買った方が色々捗る。いつでも気が向いた時にゲームがプレイ出来るし、いちいちソフトの出し入れをする必要がないし、ソフトによっては円盤を購入するよりも安く落とせたりする。本と電子書籍だったら本を買うけれど、ゲームのダウンロードとソフトだったら、ボクは前者を選ぶ。

こういう話をすると「データはカタチとして残らない」とか「実体のないモノにお金を払うのは馬鹿らしい」といった意見がどこからともなく出てくる訳だが、ボク自身はモノを買う際にはモノを通じて間接的に「価値」を購入している訳なので、モノが残らなくても「価値」を得ることが出来ればそれで問題ないのだ。片づけがヘタなので、長期的に見れば部屋に余計なモノが増えないで済む、というメリットもあるし。

――あくまでこれはボク自身の考え方である。データも物も、それぞれのメリットデメリットがある訳だし、どちらが優れているのかは人や状況によって異なってくるのだろう。大切なのは「選択肢がある」ということなのであって、ひとつのコンテンツを複数の手段で享受出来るというのは、それ自体に十分価値があることだと思う。

2.デレマス2話まとめ

・ちゃんみお超元気
・346プロ超広い
・次回予告の幸子可愛い。やっぱりボクっ娘って正義だわ

凛、卯月を除いた12人のメインキャラを一挙に紹介した訳なので、1話と比べてだらっとした流れになってしまったのは仕方がないのだろう。寧ろ、アニマスでは1話でキャラ紹介をした故に新規が入りにくい雰囲気になってしまった面があるので、それを反省して今回はキャラ紹介を2話に持ってきたのだと思う。
あと、動いているちひろさんが予想以上に可愛かった。金で買った声も可愛い。
次回予告は小日向ちゃんと幸子という俺得な組み合わせだった。やっぱり幸子って可愛い。ちょっとどころじゃなくめんどくさい性格だけど、そこが良いね。

3.「楽園追放rewired」読み進め中

虚淵玄大森望によるサイバーパンク傑作集。短編集なので一日一章読み進めている。毎日別々の世界観のサイバーパンクに浸れるので楽しいし、時系列順に作品がチョイスされているのでサイバーパンク物の史書にもなっているのがまた良い。SAOとかログホラとかなろう系ネトゲ小説が流行っている今、サイバーパンクはかつてない程に流行しているジャンルだと思う。古典のエッセンスを上手く抽出して、それに現代日本のサブカル的要素をいい具合にブレンド出来れば、この分野はもっとメジャーになるんじゃないか、なんて思ったり。
攻殻機動隊みたいな作品がもっと沢山世の中に出てもいいと思うんだ。