2015年ここまでまとめ

1.仕事始め

まあ、朝が辛い。ボクは客観的に見て友達は少ないほうだが、それでも年末年始は飲み会がいくつか入っていて、そんなこんなで長期休暇中は完全に大学生モードに退化してしまっていた。心身ともに。
それはそれでとても楽しい年末年始ではあったのだが、反動として、仕事始めである今週はかなり辛かった。何が辛いって、久々に職場に向かうのが精神的に辛かったというのは言うまでもないのだけれども、夜早く寝ても肉体面での疲労が全然抜けないので、肉体面でも相当衰えているのだと思う。これが巷で聞く正月疲れってやつか……

2.閃の軌跡クリア

英雄伝説閃の軌跡を先月から始めて、年末年始の連休を使ってクリアした。本格的にRPGをクリアしたのは、考えてみれば数年来の出来事かもしれない。もともと物語が好きな人間なので、幼少の頃には
好んでこのジャンルを遊んでいたのだが、やはり1本クリアするにあたって時間と労力が相応に掛ってしまうというのがネックになってしまい、ここ数年はRPGに手を付けることは殆ど無かったように思う。単に物語を消費するだけなら、本とかアニメで事足りる訳だし。
ちなみに話は若干逸れるけれど、ボクはドラマや映画はあまり好んで視聴しない。どうも「劇」というものに嘘くささを色濃く感じてしまう性格のようで、登場人物が「演じている」のが気に食わないらしい。本やゲーム、アニメの場合はそもそも作品の大部分が虚構で構成されているので、そっちのほうがすんなり世界に馴染めて都合がいい。このように思っている人間は、実は案外多いんじゃないかと思っていたりする。
閑話休題閃の軌跡は、世界観が素晴らしかった。いわゆるスチームパンク物で、産業革命のかわりに導力革命という概念のある世界。ロウファンタジーとハイファンタジーの中間といった感じで、どちらのファンタジーが好きな人にも楽しめそう。
本シリーズの魅力は、前述した世界観と、やり込み要素、キャラクターの魅力にあると思う。逆に物足りなかったのがストーリーと戦闘システム。世界観が壮大なだけに、特に後半、ストーリーの粗が目立ってしまったのがちょっと残念。本筋のストーリーは悪くないのだけど、場面場面で「ちょっとこれ無理あるだろ」ってところが結構多い。戦闘は若干単調で、レベル上げに飽きがくる。バランスもあまり良くはなくて、雑魚敵が歯応え無さすぎるかと思えば、次のボスで成す術なく負けたりして、ちょっとストレスがたまるかも。
総括すると、とても素晴らしい作品です。あとフィーが可愛い。やっぱりジト目って正義だわ

3.シンデレラガールズアニメ化

・テレビで動く卯月ちゃん凛ちゃん可愛い
・P良いキャラしてる。目がピニャコラ太
・飛鳥まさかの地上波デビュー。あすかわいい
・これ以上はない上田しゃんの使い方。良かったね上田P
・最後に流れた「メッセージ」が良い曲
・飛鳥かわいい。あすかわいい

アイマスの何が良いって、安易に萌えとかエロに走らないところだと思う。ひとりひとりのアイドルにバックグラウンドがあって、丁寧に掘り下げられているので、それらが積もり積もってリアルな世界観を形成しているのだろう。(世界観って単語使いすぎや)
そんなアイマスが好きなボクなので、アニメがとても丁寧なストーリーで進みそうでとても嬉しい。思考停止して楽しめるジャンクフード的作品も悪くはないけれど、やっぱりアイマスはこうでなくちゃ。Pのキャラづけも含めて、個人的にはほとんど満点の1話でした。恐らく2クールの作品になるので、これから半年間は楽しんで生きられそうです。

4.アルスラーン戦記を読み進める

銀河英雄伝説を外伝も含めてあらかた読み終わったので、次はアルスラーン戦記を読み進めている。現在は2巻の途中まで読み進めているのたが、銀英伝同様、こちらの作品もキャラクターの魅力が素晴らしくて、すっかり嵌ってしまった。銀英伝は壮大で戦略的なスケールの話だったが、アルスラーンは今のところ、戦術的スケールの物語という感じ。2巻現在ではアルスラーン一派が数人しかいない状況なので、これから仲間が増えればもっと戦略的な話になってくるのかなあ……。
世界設定としては、小説家になろうにあった「レジェンド・オブ・イシュリーン」に似ているかも。イシュリーンはかなり設定が練り込まれていて、アマチュア界隈とは思えない卓越した技量で描かれていた作品だったのですが、現在は作者の都合で作品が削除されてしまっている。作者の木根さんがいつの日かなろうに戻ってくる日が来ないものか……。

5.『悪の組織の求人広告』完結


悪の組織の求人広告

なろうつながりでもう一つ。
一昨年の年末から追っかけていた「悪の組織の求人広告」がこの前100話ちょうどで完結。
この作品は出オチ設定かと思いきや、実はそこそこシリアスな展開の作品で、そのギャップがボクは結構好きでした。今回、100話丁度で完結しましたが、ある程度の長さですっぱり完結したのも個人的にかなり評価が高い。物語はやっぱり、完結してこそ価値があると思うのは流石に言い過ぎか。最近の物語は(なろうだけの話ではなく)昔と比べるとダラダラ続ける傾向が見えてしまって、個人的にその傾向は、なんとなく嫌だ。「まったく、最近の作品はすぐにエタるのう……」なんて古参じみた愚痴も出ちゃうのさ、そりゃ。
とにかく、わりとあっさり読める作品なので、普段あまり文章を読まない人にもオススメできる作品です。






さて、今週も仕事かあ。今週は4日しか出勤ないからまだマシか。
サンクス、成人の日。