はじめに じーらんす おわりに ほえるおー そして すべてが ひらかれる
タイトルに反応した人はたぶん同年代
個人的にポケットモンスターシリーズで一番思い出に残っている作品は金銀なのですが、ルビサファはもしかしたらその次くらいに思い入れがあるかもしれない。
さて、ルビサファについて語る。
前作である金銀は、①初代との互換性を持ち②バッチが16個あって③ポケモン数も251匹、とかなりのボリュームを誇っていたのに対し、ルビサファは互換切り、バッチは8個(まあこれが普通なのだが)、ポケモン数は200匹に減少(カントーのポケモンが全然出てこない)と、大幅にボリュームダウン。
そのせいなのか、ボク等の世代におけるルビサファの評価は決して高いとは言えない。
(これは同年代の人ならすごく納得してくれると思う)
けれどもルビサファが駄作かと言われればそれは全然違う訳で。
個人的に、現在のポケモンシリーズの骨組みを作ったとても革新的な作品だと思います。
例えば特性。
今や対戦になくてはならないこの要素は、ルビサファで初めて採用されている。
単に対戦要素としてだけでなく、ポケモンの世界に奥深さを与えた素晴らしいシステムだと個人的には思っていたり。
ジグザグマの「ものひろい」で序盤からハイパーボール拾いまくってたのはボクだけではないはず
ダブルバトルもそう。
はじめてダブルバトルを挑んでくるのは、トウカの森を超えたさきにいる「ふたごちゃん」のミオとナオとかいうトレーナーだった記憶。
ダブルバトルは、今ではもしかするとシングルバトル以上に人気な対戦ルールになっていて、そんな人気システムを生み出したルビサファはやっぱり素晴らしい作品だと思います。
あとはエメラルド版のバトルフロンティアも結構やり込んだ記憶。
バトルフロンティア制覇を目指していたら何時の間にかガチ勢になっていた、なんて人も結構多いんじゃないかな。
かくいうボクもそんな一人で、バトルタワー100連勝を目指して厨ポケを量産しまくっておりました。今はもう、トレーナーは引退したけれど。
(ボクの相棒だったヤドランとかキノガッサとかミロカロスとかは、果たして今の環境では息してるのか……)
ミツル君を始め、石ヲタのチャンピオンとか、マグマ団幹部の美女とか、脇を固めるキャラクターも魅力的で、一本のゲームとしてとても完成度が高い作品だったと、今となっては心からそう思ってます。