書を捨てよ、旅に出よう

十年一昔という言葉があるけれど、額面通りに受け取るなら、ボクの小学校時代は既に一昔前のモノに成り果てている。そうして3年後には中学時代が、6年後には高校時代が、10年後には今この瞬間自体が一昔前という概念に成り果てるのだと思うと、自分が壮…

川越市は今日も平和だった。

高橋邦子というキチガイ自作ゲームを製作してはニコニコに垂れ流す鬼才が数年振りに復活してとても嬉しい今日という日。 何が鬼才なのか正直よく分からないのだが、鬼才であることは間違いないので興味を持った人は是非一度彼女の動画を見てもらいたい。オス…

映画館でたったひとりで映画を見るという漫画みたいな体験をしてしまった

なんということだ。ソロ充にも程があるぞ。 ていうか、普段あまり映画見ないから分からないんだけど、実はそんなに珍しい状況じゃなかったりするのか?世の映画好きは時折こうしてたった一人で数百インチの画面を独占しているモノなのだろうか? たしかに月…

「気を付けろ、リュウセイ。相手は大人買いした大人だぞ!」

1.レジェンドオブレガシー攻略中 1/22に3DSで発売されたロールプレイングゲーム。 幻の大陸「アヴァロン」を巡って、7人の主人公が大陸の秘密を解き明かしていくストーリー。 かなり正統派のRPGで、スーファミあたりのロープレを今の技術で作ったらこ…

企業のネットが星を被い 電子や光が駆け巡っても 国家や民族がなくなる程 情報化されてない近未来

1.データはモノの下位互換ではない 最近はiTunes Storeで音楽を視聴して購入するのに嵌っている。 元々、ボクはあまり所有欲を所有していない人間で、データと金銭を交換することに抵抗感を感じたことがそんなにない。PS3のゲームはほぼダウンロードで買っ…

2015年ここまでまとめ

1.仕事始め まあ、朝が辛い。ボクは客観的に見て友達は少ないほうだが、それでも年末年始は飲み会がいくつか入っていて、そんなこんなで長期休暇中は完全に大学生モードに退化してしまっていた。心身ともに。 それはそれでとても楽しい年末年始ではあった…

仕事が嫌な5つの理由

1.朝起きるのがつらい ネタではなくて、これが結構つらい。 「そんなん夜早く寝れば問題ねえじゃん」とか思うかも知れないが、否、断じて否。 そういう考えの持ち主は決まって朝に強いタイプの人間で、我々ヴァンパイアの末裔とは決して話が合わないので注…

視点って難しい

一人称視点で物語を書くのは結構楽で、ようするにブログを書くようにつらづらと書き続ければいい訳なのだ。けれども三人称視点で文章を書こうとすると話は変わってきて、カメラワークを常に意識して文章を構築する必要があるので、一人称と比べると少々異な…

ただ生活するだけで、悲しみはそこここに積もる

秒速5センチメートルというと映画版しか知らない人も多いと思うけれど、実は新海監督自らがノベライズした小説版の作品もあって、こちらがなかなか面白い。というかはっきり言ってしまうと、個人的には映画版よりもこちらの作品のほうが好みだ。というのは…

怠惰と決意の狭間で

布団は快適な睡眠と精神的充足を無条件に与えてくれる頼もしい味方だが、自分の中の怠惰を増幅させ、外の世界に対する開拓心を削ぐという点ではある意味敵でもある。とはいえ、快楽と得る為の行為は少なからず依存性を持っている訳なので、悪いのは布団では…

金は鋳造された自由である

しばらく更新を怠っていたので、リハビリを兼ねて。 文章というのは不思議なもので、一人で物思いに耽っている時には脳内で次々と浮かんでくるものの、いざそれを記録として記そうとしてパソコンの前に座った瞬間に、雲散霧消してしまうのである。 そしてそ…

同情無き同情は同情と呼ばず、同情する同情を同情と呼ぶ

タイトルは 人造昆虫カブトボーグV×V 第7話「涙の素パスタ!オーバー・ザ・レインボー」より 最近は、自分の本棚の眠っている埃を被った文庫本をおもむろにチョイスして再読することに嵌っている。 あれ、ボクこんな本読んだことあるっけ、となる本はさすが…

当事者になれない

職場から帰る途中で、偶然告白の現場に遭遇してしまった。 告白とはいっても、男女ともに自分と同じくらいの年――つまり20代前半という感じの出で立ちだったから、「す、好きです!」みたいな、衝動的で若々しい告白ではなかったけど。電車の待合室。隣同士…

焼き肉を食べてきた

どうしても焼き肉を食べたくて食べたくて我慢ならない状態だったので、数少ない友人を誘って焼き肉を食べてきた。 ボクは一人行動スキルが結構高いので、一人焼き肉で茶を濁すのも吝かでなかったのだが、やっぱり焼き肉の魅力は大人数で網を囲む行為にあるの…

書きたい。書くものがない。

人間の精神というのは摩訶不思議なもので、前日の夜まではブログで書きたいことが多すぎて溺れそうになっていたのに、次の日を迎えた瞬間に書くべきものを何一つとして見い出せなくなってしまうということが往々にしてある。これをもう少し論理的に説明しよ…

迷宮のドールズ

という作品が面白い。今年読んだ作品のなかで5指に入るかもしれない。迷宮のドールズ 迷宮のドールズ 人間と獣の特徴を持った少数の亜人が共生する日本。冒険をなりわいとする者たちは、日本各地に点在するダンジョンに挑み、日々モンスターと戦っている。 …

今週は気分が良い

理由は分からないが、なんとなーく今週は気分が良い。 仕事の〆切も来週の頭に控えているし、びっしり予定が詰まっているので体力的には辛い週になりそうだけど、なぜか精神的には余裕があるので、何とかソウルジェムを濁らせずに〆切を乗り越えられそうな予…

オリックス金子千尋の謎のFA宣言について今更まとめてみる

金子FA宣言 初の日米大争奪戦に発展も - プロ野球ニュース : nikkansports.com 進路が注目されるオリックス金子千尋投手(31)が11日、今季取得した国内FA権の行使を宣言した。申請期限のこの日に球団に意思を伝え手続きを完 了。ポスティングシステ…

同期との飲み会が楽しくなかった理由

先に言っておくと、ボクは飲み会全般がキライな訳ではない。好きな訳でもないけど、「この人と話できて良かったなあ」と思うときも結構あるし、「今日の刺身美味かったな、満足満足」と思うこともあるので、環境次第では飲み会はそこそこ楽しめる性格なのだ…

生まれてしまったからには、せめて少しでも楽しんでからしんでやる

「けいおん」著:村上晴樹 出オチに見せかけてかなりのクオリティだった。 SS界隈は時折こういう謎の名作が生まれるから面白い。 世の中の大半の人々と同じように、ボクは「快楽」を道しるべとして日々を歩いている。自分の進む先の最終目的地が快楽に繋がる…

電子の波に乗っていた

なんだかんだで一日一回はニコニコ動画を開くという習慣が高校一年生、西暦でいうと2007年くらいから続いていた習慣だったのだけれども、最近はかのURLを開かなくなって久しい。 ……というのはさすがに言い過ぎだけど、昔と比べるとニコニコ動画を利用する機…

偏りすぎるのは良くない

思想も栄養も人間関係も、何にせよ偏りすぎるのはあまり好ましくないと思う。 偏りすぎると、世界を客観視することが難しくなると思うし、自分の人間としての幅を狭めてしまうと思うからだ。 自分の場合、とくに知識を得る際には、吸収する知識が偏らないよ…

二宮飛鳥について語る

暇なので趣味丸出しのキモい記事を更新する。 読み手をまったく意識せずに書く自慰的文章になる予定なので、閲覧してもたぶん時間の無駄になるだけなのでオススメしない。 子供の頃から、他人と横並びであることを好しとする世間の風潮に疑問を感じていて、…

「つまりは、人は人にしたがうのであって、理念や制度にしたがうのではないということかな」

銀河英雄伝説の魅力は、宇宙を舞台とした壮大な世界観と、そこで生きる人々の緻密な描写――つまりは戦争におけるミクロとマクロの両面を描ききっているところにあるのではないかと思う。 銀英伝は基本的には軍記物であり、先程挙げた例で言えば「マクロ」の視…

世のロングスリーパー達に栄光あれ

自分の体質で一番嫌い、というか困っているのは、ロングスリーパーなところ。あと朝弱いところ。 ロングスリーパーとはいっても、平日は7時間くらいしか寝てないから(代償として昼間は常にうつらうつらとしているけど)ロングスリーパーのなかでは最弱の部…

空想に浸るのは楽しい

楽しいし、コスパもいい。 本を一冊買えば上質な空想に入り浸れるし、何なら買う必要もない。 図書館に行けば、あるいはネット上で適当な作品でも漁ってみれば、簡単に空想に入り浸ることが出来る。 創作物は現実から生み出されたものなので、ヒエラルキー的…

残業月30時間前後、サービス残業なし、週休2日、祝祭日休み、有給比較的取りやすい

文字にしてみると、自分はたぶん恵まれた職場で働いているのだなあ、と思う。 こういう職場で働くのが理想、と思っている人も結構いるかもしれない。 けれど、甘えと言われようとなんだろうと、自分は現在の職場には満足していないのだ。 休みは週に3日欲し…

千の言葉より残酷な俺という説得力

若者が結婚しない理由について自分なりの考えを書き連ねてみようとしたが、やめた。 平日は時間も体力も著しく欠けているので、長々と論理的な文章を書くことはなかなか難しい。 それに今更そんな色褪せた記事を書いたとしても、書き手も読み手も面白くはな…

結婚、結婚って何だ

最近になって俄かに「結婚」というワードが重く感じるようになってきた。 同級生が結婚しただとか、同僚が結婚しただとか、そんなニュースが時折自分の耳に入るたび、「ああもう自分もそんな年なんだなあ、このまま結婚出来なかったら不味いよなあ」なんて考…

本当に大切なモノは目には見えないらしい

フランスのえらい作家さんが言ってました。 つまりだ、視力が両目で0.1くらいしかないのに何故か裸眼で過ごしているボクも、無理してコンタクトとか眼鏡を使用する必要はないって訳だ。 どうしてこんなにも目が悪いのに裸眼でいるかというと、それはそれはの…